11月22日(日)午後、東京・渋谷にあるシダックスカルチャーホールで、学生たちによるプレゼンテーション・イベント「S!NERGY(シナジー)2020」が開催されました(S!NERGY実行委員会・YSP-Japanの共催)。今年は、「つなげろ、想像力!」というテーマのもとオンラインで配信されました。
全国各エリア代表のプレゼンター10名が社会や世界が抱える課題に対して、自分自身の専攻や得意分野を活かしたアイデアと、学生らしい情熱的な想いを語り、中継先の約2000名の視聴者を感化し、会は盛況となりました。
本番の開催前には、S!NERGY公式チャンネルと共に、過去のプレゼンターとコラボしたpeace designer公式チャンネルの動画が流れました。そして、いよいよ午後2時からは、昨年から始まった「中高生部門」の「S!NERGY Teens」が開演。初めにS!NERGY実行委員会の青木代表が「S!NERGY」に関する説明プレゼンをしてスタートしました。
「中高生部門」では、5名の中高生たちが、以下のタイトルでプレゼンを行いました。
※ 実際のプレゼン動画はこちら。
「中高生部門」には審査員として、現役の教諭と開発コンサルタントの2名の先生方を迎え、各プレゼン後にコメントをいただいたほか、すべてのプレゼン終了後にそれぞれ総評をいただきました。
また、前半3名のプレゼンが終わった後には、会場全体で「S!NERGYクイズ」が行われ、会場とオンライン視聴者とのつながりができました。全問正解者の中から抽選で主催者から商品が後日授与されました。ここでは、アフリカ系ユーチューバーのチャドさんがMCを務めました。
「S!NERGY Teens」の「BEST S!NERGIST(ベスト・シナジスト)」(優勝)は、「若者と高齢者のシナジー」のタイトルで発表した中部の高校2年生でした。S!NERGY実行委員会から奨励金と副賞が手渡されました(準優勝は「いじめをなくしたい」の高校3年生)。
途中休憩をはさみ、午後4時半から「大学生部門」が開演しました。
再び、代表より冒頭のプレゼンが行われました。S!NERGYにかける若者の情熱と想像力や、「After S!NERGY」と題して、これまでに「S!NERGY」に登壇したプレゼンターのその後の活躍が報告されました。
「大学生部門」では、5名の学生たちが、以下のタイトルでプレゼンを行いました。
※ 実際のプレゼン動画はこちら。
大学生部門も中高生部門同様に、審査員からのコメント、総評、投票が行われました。結果発表後には、アフリカ系YouTuberのチャドさんがエントリーしてくれたプレゼンター達にインタビューしました。
「大学生部門」の「BEST S!NERGIST」は、「私から始まるWAKACHI愛の輪」というタイトルで発表した関東の大学3年生が選ばれました(準優勝は「建築のデザインで豊かな社会をつくる」の大学院生)。
今回の「中高生部門」、「大学生部門」の実際のプレゼン動画、ダイジェストムービーはこちらからご覧ください。
今年は、オンライン配信だけでなく、PR動画の配信、パートナー団体との協定、100万円の目標をかかげたクラウドファンディングなど、新らしく様々なチャレンジを行いました。その挑戦の中では、新たなシナジー(相乗効果)が生み出されていく過程を実行委員メンバー1人1人が感じました。今後のS!NERGYでも、さらに発展できるようチャレンジし続けます。
最後に、社会や世界が抱える課題に対して、あなた自身の専攻や得意分野を活かしたアイデアを、また学生らしい情熱的な想いを、ぜひ発表してみませんか!?
S!NERGY実行委員会一同、あなたの挑戦を心からお待ちしています!
【視聴者の感想】
5人のプレゼンターみんなが自分の意見をしっかりと持っていてすごいなと思いました!自分と同年代の学生が社会に対する問題などについて向き合い、真剣に考えているのをみて、自分も頑張らなきゃいけないなと感じさせられました。今日はシナジーを見ることが出来て良かったです。(高校生 女性)
直接会場に行くことはなかなか無いので、こうして配信していただいてとてもありがたいです。途中のクイズなど、シナジーの発表の内容にも関連していておもしろいと思いました。(大学生 女性)
中学生から大学院生の方まで幅広い若い方々が社会をより良くしたいという強い気持ちで、自分のideaを提言されている姿をみて、こんなに自分の意志を強くもって社会貢献に向かっている方々がおられるのだなぁと感心しました。それと共に、現状に文句をつけたり他人や環境のせいにして現実から目を背けたりするのではなく、自分自身どう社会に貢献していけるのか、考えるきっかけとなり、勇気をいただきました。どのテーマも素晴らしかったです!(社会人 女性)
※ 当日は消毒や換気、無観客での開催など、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を行いました。