11月17日(日)午後2時から、東京・渋谷にあるシダックスカルチャーホールで、青年や学生たちによるプレゼンテーション・イベント「S!NERGY(シナジー)2019」が開催され(S!NERGY実行委員会・YSP-Japanの共催)、会場には学生を中心に100名を超える観覧者が集まりました。
今回からは「中高生部門」の「S!NERGY Teens(シナジー・ティーンズ)」も同時開催され、第一部として、西東京のダンスチームによるパフォーマンスに始まり、司会者から「S!NERGY」の説明が行われました。
「中高生部門」では、6名の高校生たちが、以下のようなテーマのプレゼンを行いました。
※ 実際のプレゼン動画はこちら。
「中高生部門」には審査員として、現役の高校教諭と開発コンサルタントの2名を迎え、各プレゼン後に審査員からコメントをいただいたほか、すべてのプレゼン終了後にそれぞれ総評をいただきました。
また、3名のプレゼンが終わった後には、会場全体で「SDGs(※)クイズ」が行われ、正解数の最も多かった5名には主催者から商品が授与されました。
※ SDGs(エスディージーズ)とは、国連などが提唱する、「持続可能な開発目標」のことで、「貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにすることを目指す普遍的な行動を呼び掛けています。」(国連開発計画)より。
「中高生部門」では、審査員による審査と観覧者の投票により最優秀プレゼンター「BEST S!NERGIST(ベスト・シナジスト)」を選出。
「S!NERGY Teens」の初代「BEST S!NERGIST」は、「海洋環境と共存する」をテーマにプレゼンした関東の高校2年生が選ばれ、YSP-Japanの佐野忠國事務総長から賞金と副賞が手渡されました(第2位は「反抗期の越え方」の高校2年生)。
イベント終了後には、会場の出口付近でプレゼンターと観覧者が交流できるスペースが設けられ、積極的な意見交換が行われていました。
途中休憩をはさみ、午後4時半から第二部の「大学生・青年部門」が開演。
大道芸人によるパフォーマンスが会場を沸かせた後、第二部の司会者より「After S!NERGY(アフター・シナジー)」として、これまでに「S!NERGY」に登壇したプレゼンターたちの、その後の活躍が報告されました。
「大学生・青年部門」の各プレゼンテーマは以下の通り。
※ 実際のプレゼン動画はこちら。
第二部も第一部同様、審査員からのコメント、総評、投票が行われ、「大学生・青年部門」の「BEST S!NERGIST」は、「海の豊かさを守ろう!」をテーマに訴えた関西の男子学生が選ばれました(第2位は「Peace Begins With Us」の留学生に)。
今回の「中高生部門」、「大学生・青年部門」の実際のプレゼン動画、ハイライトムービーはこちらからご覧ください。
S!NERGYは「Students × ideas × energy」、「青年や学生たちのアイデアのチカラが、社会や世界を変えるための相乗効果(シナジー)を生む」をコンセプトに、定期的なプレゼンイベントを企画しています。
今回から「中高生部門」の「S!NERGY Teens」もスタートし、2020年以降、S!NERGYがさらに盛り上がっていくことでしょう。
社会や世界が抱える課題に対して、あなた自身の専攻や得意分野を活かしたアイデアを、また学生らしい情熱的な想いを、ぜひ発表してみませんか!?
S!NERGYでは、あなたの挑戦を心からお待ちしています!
【観覧者の感想】
同年代の人たちが頑張ってる姿を見て、自分も社会を動かしていける人となれるように頑張りたいなと思いました!(高校2年生 女性)
今回初めてS!NERGYに参加させてもらいました。具体的に今私たちが社会や環境に対してするべきことを知れて、その学びを活かしていきたい! 自分にもできることを探し、世の中に訴えていきたいと思いました。ぜひ次回も参加したいです!(高校生 男性)
皆さん、高校生に思えない素晴らしい内容でした。本当に考えさせられたり、学ぶ内容が沢山あって、日本の学生には希望が沢山あるなと感じました。(社会人 女性)